オリンピアンが伝える、身体と心の整え方
2019.10.28
2019年10月、アスリートブレーンズ勅使川原が、企業研修@新橋にて講演しました。
現役中はもちろん、引退後も自分のパフォーマンスを上げるために
何が必要かを考え続けてきた中で、カギとなるのは、健康を保つこと。
そして、ストレスに対処できる自分になること。これらを実現するために
「自分の身体を知り、セルフマネジメントすることが大切」と伝えました。
講演の中で、ショートトラックのシューズを見せながら、現役時代のコンディションを高める秘訣を紹介。
実践してきたのは、体重と脈拍を毎日測ること。たとえば体重を見ると、たとえコンマ3kgの増減でも、体の変化が現れる。
実際、ショートトラック競技ではパフォーマンスが全く変わる。また、脈拍を測る人は少ないと思うが、
疲れがたまると数値が上がるなど、体の変化をより早く気づくことができると伝えました。
講演の結びには、現役時代から続けてきた大切な習慣として「日記」を、毎日欠かさず書いたことを伝えました。
1日の流れと、今日良かったことを書き、最後に“反省点”を記す。
今日何がいけなかったか、自分に問いかける時間を1日数分でいいので作ることがポイント。
何が悪いか分かれば、自然と翌日から直そうとします。それは成長につながると伝えている。
このような習慣は、まさに「自分で自分を知ること」になります。
「誰かに“こうしなさい”と言われても腑に落ちないことがある中で、自分が納得して行うためには、
自分の弱点を自分が理解して改善するのが一番」と捉えている。
アスリートブレーンズでは、アスリートが培ったナレッジを、
社会課題・企業課題のソリューションにつなぐ取り組みをしています。